インターネットを利用するときに「Wi-Fi」や「モバイルデータ通信」という言葉を耳にしたことがあると思います。
どちらも、スマートフォンやタブレット、パソコンなどでインターネットに接続するための「方法」を指します。
ですが、Wi-Fiとモバイルデータ通信の違いを正しく理解して活用できている人は少ないです。
実は、その時々でWi-Fiとモバイルデータ通信の使い分けをするのがおススメなんです。
ここでは初心者の方にもわかりやすく、それぞれの特徴やメリット・デメリット、さらにどのような場面で使い分けると良いのかについて詳しく解説していきます。
あなたはこの記事を読むことでWi-Fiとモバイルデータ通信の違いをしっかり理解し、それぞれの最適な活用方法を知ることができます。
ドコモショップで15年以上お客様の悩みを解決してきた元店長の私が、できるだけわかりやすいことばで説明するので安心してご覧ください。
Wi-Fiとモバイルデータ通信の5つの違い
さっそくですが、Wi-Fiとモバイルデータ通信の違いを簡単にまとめてみました。
5つの項目で比べています。
下の表をご覧ください。
Wi-Fi | モバイルデータ通信 | |
通信方法 | Wi-Fiルーターを介した無線通信 | 携帯電話会社の電波を利用した通信 |
利用場所 | Wi-Fiの電波範囲 | 携帯電話の電波が届く範囲 |
データ通信量 | 無制限 | 通信プランによって制限あり |
設置・設定の必要性 | Wi-Fiルーターの設置と設定が必要 | 特別な設定不要 |
通信速度 | 安定しやすいが、距離や障害物の影響あり | 場所や周囲の状況によって変動 |
これだけだと何がどう違うのかわかりにくいと思うので、「Wi-Fi」と「モバイルデータ通信」それぞれの内容を具体的にわかりやすく解説していきます。
Wi-Fiとは「狭い範囲を無線でインターネットに接続する方法」
まず、「Wi-Fi」について説明します。
Wi-Fiとは、無線(ケーブルなし)でインターネット回線に接続する方法です。
家庭やオフィス、カフェなどで見かける「Wi-Fiルーター」という機器が、インターネットの入口になる会社(インターネットサービスプロバイダー)とユーザーのスマホやパソコンのあいだでインターネット接続を中継する役割をしています。
スマートフォンやパソコンをWi-Fiルーターから出るWi-Fiの電波に接続することで、インターネットを利用できるようになります。
Wi-Fiの仕組みを図解で確認
Wi-Fiの仕組みを簡単に言うと、以下のようになります。
- 「インターネットの入口になる会社(インターネットサービスプロバイダー)」から提供されるインターネット回線をWi-Fiルーターに接続します。
- Wi-Fiルーターがそのインターネット接続をWi-Fiの電波として発信します。
- スマートフォンやパソコンがWi-Fiルーターから送られるWi-Fiの電波をキャッチし、インターネットにつながるようになります。
Wi-Fiの大きな特徴は、電波を利用しているため、Wi-Fiルーターが届く範囲内であればケーブル不要でインターネットが利用できるという点です。
Wi-Fiを利用する2つのメリット
Wi-Fiを利用すると、2つのメリットがあります。
データ通信量を気にせず使える
自宅のWi-Fi環境では、データ通信量の制限がありません。
インターネット回線の契約プランは基本的に使い放題だからです。
そのため、動画アプリで長時間動画を見たり映画や音楽などの大容量のデータをダウンロードしたりしても追加料金が発生せず速度制限もかかりません。
使いすぎを気にしなくていいので、ストレスフリーにインターネットを楽しむことができます。
電波の範囲内なら複数のデジタル機器で利用できる
同じWi-Fiに複数のデジタル機器を接続してインターネットを使うことができます。
ケーブルで直接つながずに電波でつなぐことができるからです。
そのため、スマートフォン、タブレット、パソコン、テレビ、ゲーム機などたくさんのデジタル機器を同時に接続でき、家族全員が同時にインターネットを楽しむことができます。
家の中なら場所やタイミングを気にせず、誰でもインターネットにつながれるので便利ですね。
Wi-Fiを利用する2つのデメリット
一方で、Wi-Fiには2つのデメリットもあります。
使用できる範囲が限定される
Wi-Fiは家から離れると接続が途切れてしまいインターネットにつながらなくなります。
Wi-Fiの電波はWi-Fiルーターからおおよそ数十メートルの範囲くらいしか届かないからです。
そのため自宅のWi-Fiを利用している場合、外出先では自宅のWi-Fiに接続できなくなってしまいます。
設置が必要
Wi-Fiを利用するためにはインターネットの入口になる会社(インターネットサービスプロバイダー)との契約と「Wi-Fiルーター」の設置が必要です。
家の中にインターネットの環境をつくる必要があるからです。
まずはインターネットの入口になる会社(インターネットサービスプロバイダー)と契約をして自宅に回線工事をしてもらいます。
その後Wi-Fiルーターを購入してインターネット回線に接続し、スマートフォンやパソコンとWi-Fiの電波をつなぐ必要があります。
事前にインターネット回線契約や工事、Wi-Fiルーター購入や設置などの準備が必要です。
モバイルデータ通信とは「携帯回線を通じてインターネットに接続する方法」
次に「モバイルデータ通信」について説明します。
モバイルデータ通信とは、携帯電話会社が提供する「携帯回線」を通じてインターネットに接続する方法です。
パソコンなどの機器はモバイルデータ通信の機能がないので、Wi-Fiがないとインターネットにつなぐことができません。
ですが、スマートフォンはこのモバイルデータ通信の機能を持っているため、Wi-Fiがなくてもインターネットにつなぐことができるようになっています。。
モバイルデータ通信の仕組み
モバイルデータ通信は、携帯電話の電波を利用しています。
以下のように通信が行われます。
- 携帯電話会社と契約しSIMカードを手に入れ、スマートフォンに挿入しておく。
- 基地局と呼ばれるアンテナから携帯電話会社の電波が発信される。
- その電波をスマートフォンが受け取り、インターネットに接続される。
モバイルデータ通信の大きな特徴は、携帯電話の電波が届く範囲であればどこでもインターネットを利用できるという点です。
携帯電話会社のSIMカードが入ったスマートフォンであれば、その携帯電話会社の電波をつかうことができます。
「携帯電話会社からSIMカードなんてもらったことも見たこともないけど?」と思った人もいるかもしれません。
SIMカードは普段スマートフォンの内部に入ったまま使用するので目にすることはめったにないです。
機種変更のときに携帯ショップで店員さんが古い機種から新しい機種に入れ替えてくれることがほとんどなので、利用者がさわったり目にする機会はほとんどないかもしれません。
モバイルデータ通信を利用する2つのメリット
モバイルデータ通信のメリットは2つあります。
どこでも使える
外出先や移動中でもインターネットにつなぐことができます。
Wi-Fiのように自宅のWi-Fiルーターの近くにないとインターネットにつながらないということがないからです。
そのため、携帯電話会社の電波が届く場所であれば、どこにいてもインターネット検索やメッセージアプリや動画アプリを使うことができます。
簡単に接続できる
モバイルデータ通信は、特別な設定をしなくてもスマートフォンを使うだけでかんたんにインターネットにつなぐことができます。
Wi-Fiルーターのように設置や設定はしなくて大丈夫。
スマートフォンを購入すると、はじめからモバイルデータ通信がつかえる状態になっているからです。
各携帯電話会社が事前に設定をすませてくれているので自分で何もしなくても、すぐにスマートフォンでインターネットを使うことができます。
モバイルデータ通信を利用する2つのデメリット
モバイルデータ通信には2つのデメリットもあります。
データ通信量に制限がある
プランにもよりますが、携帯電話会社と契約するデータ通信プランには1カ月に利用できるデータ通信量の上限が決まっています。
データ通信量はGB(ギガバイト)という単位で決められていて、「基本料金〇〇円で、1カ月に△△GB(ギガバイト)まで利用できる」という設定がされています。
上限のGB(ギガバイト)を超えると速度制限がかかってしまい、その月は通信速度が極端に遅くなります。
たとえば、モバイルデータ通信だけでインターネット検索・LINEなどのメッセージ・YouTubeなどの動画アプリを利用して決められたデータ通信量の上限に到達すると、月の途中で速度制限がかかりインターネットにつながる速度がものすごく遅くなってしまいます。
少し遅くなるくらいなら「我慢すればいいか」で何とか月末まで乗り切れるかもしれませんが、時間がかかりすぎて途中でエラーが出るなどインターネットの利用に支障が出るくらい遅いです。
通信速度が安定しない場合がある
モバイルデータ通信は、場所や周囲の状況によっては速度が遅くなることがあります。
モバイルデータ通信の速度や安定性は電波状況によって大きく変わってしまうからです。
例えば、基地局(アンテナ)が少ない山間部や、1か所に利用者が集中するイベント会場、電波の障害物が多いビルの中などでは通信が不安定になることがあります。
また、オフィス街のお昼休みなど時間帯によってもモバイルデータ通信を利用する人が急増するので、通信速度が極端に遅くなることがあります。
Wi-Fiとモバイルデータ通信のじょうずな使い分け
Wi-Fiとモバイルデータ通信にはそれぞれの特徴があるため、場面に応じて使い分けることがおススメです。
どんな場面だとどちらを利用するのが良いか理由もあわせて説明します。
Wi-Fiを使ったほうが良い場面
自宅やオフィスなどのWi-Fiが使える場所
Wi-Fiが利用できる場所では、積極的にWi-Fiを使うようにしましょう。
Wi-Fiを使うことでモバイルデータ通信を使わずにすむので、データ通信量を節約できるからです。
データ通信量を節約することで、携帯電話会社の決められた上限GBまで到達することなく速度制限にかからないように調整できます。
Wi-Fiにつなげば自宅やオフィスでデータ通信量を気にせずインターネットを利用できるだけでなく、節約してデータ通信量を残しておけば外出先で余裕をもって活用できます。
自宅でも外出先でも快適にインターネットを利用するためにも、Wi-Fiが使える場所では優先してWi-Fiを利用するようにしましょう。
動画視聴やデータのダウンロード
YouTubeなどの動画を見たり大容量のデータをダウンロードしたりする場合は、Wi-Fiが使える場所でするのがオススメです。
Wi-Fiを利用することでデータ通信量を節約できるからです。
たとえば、YouTube・TikTok・ニュースサイトなどの動画や、映画や音楽などはデータ量がとても大きいです。
モバイルデータ通信でそのようなデータ量の大きいものをダウンロードするとデータ使用量が一気に増えて、速度制限の原因になります。
特に動画は短いものでも思いのほかデータ使用量を消費してしまうので、Wi-Fiが使える場所で見るようにしましょう。
モバイルデータ通信を使ったほうが良い場面
外出先や移動中
Wi-Fiがない場所ではモバイルデータ通信を利用しましょう。
Wi-Fiの使える場所が近くになくても、いつでもどこでもスマートフォンでアプリなどのインターネットを利用できるからです。
たとえば、散歩中や公園や電車の中など、電波が届く場所ならどこでも自由に外出先でインターネットを利用できます。
緊急時
Wi-Fiが不安定な場合や接続できない場合も、モバイルデータ通信でインターネットを利用できます。
基本的にはWi-Fiのほうが電波のつながりやすさや通信速度は安定していますが、まれに安定しないことがあります。
たとえば、だれでも自由に使えるフリーWi-Fiやお店に設置してあるWi-Fiなど、たくさんの人が同時にWi-Fiにつながる場所などで起こりやすいです。
一度にたくさんの人がWi-Fiにつないだり、Wi-Fiルーターの場所から離れたりするとWi-Fiの電波もつながりにくくなったり接続しにくくなったりします。
Wi-Fiのつながりが悪くなかなかインターネットを利用しづらい場合は、スマートフォンの操作でWi-Fiをオフに切ってしまいます。
そうするとつながりが悪いWi-Fiの電波を切断して、携帯電話会社の電波を使ったインターネットが利用できるようになり、快適にインターネットを使うことができるようになります。
ふだんはWi-Fiを優先するのが良いですが、Wi-Fiがつながりにくいときは思いきってモバイルデータ通信で利用するのがストレスがなくオススメです。
Wi-Fiとモバイルデータ通信の安全性
インターネットを使う上で、安全性も気になるポイントです。
ここでは、それぞれの通信方法がどれだけ安全かについて解説します。
Wi-Fiの安全性
自宅のWi-Fiを使う場合は、パスワードを知らないとWi-Fiにつなげない仕組みになっているので安全です。
Wi-Fiには、パスワードを設定して利用するセキュリティ機能があるからです。
たとえば、自宅のWi-Fiルーターのセキュリティ機能には「○○」や「△△」など、色々な種類がありセキュリティの強さが違います。
しかし、自宅のWi-Fiではなくだれでも自由に使えるフリーWi-Fi(カフェや駅などで利用できる無料のWi-Fi)の場合、十分なセキュリティが備わっていない場合もあるため注意が必要です。
フリーWi-Fiに接続すると、第三者が通信内容を盗み見る「盗聴」や、不正に情報を取得される「なりすまし」などのリスクがあることは頭にいれておきましょう。
Wi-Fiの安全性を高める方法
Wi-Fiの安全性を高めるために、次の対策をおすすめします。
パスワード付きWi-Fiを使う
自宅のWi-Fiルーターは必ずパスワードを設定し、だれでもアクセスできないようにしましょう。
だれでも自由に接続できる状態にしておくと、盗聴やなりすましの被害にあいやすくなるからです。
ただ、自宅を訪問する人に自宅のWi-Fiを使わせてあげないといけない場面は、信頼できる人かどうかで判断しましょう。
たとえば、家族や仲のいい友人にはWi-Fiルーターのパスワードを教えてあげる、それ以外の人には教えないなど。
そもそも心を許した人ではないのに自分からWi-Fiを使わせてくれと要求してくる人はマナーがない人だと思うので、対応に気を付けた方がいいかもしれません。
セキュリティの安全性のためにも、自宅のWi-Fiルーターのパスワードはだれにでも教えることのないようにしましょう。
フリーWi-Fiはできるだけ避ける
セキュリティの安全性のためには、だれでも自由につながるフリーWi-Fiの利用はできるだけ避けたほうがいいです。
不特定多数の人がフリーWi-Fiにつながることになるので、悪意のある人に通信を盗聴されたり情報を盗みとられて悪用される可能性があるからです。
外出先でやむを得ずフリーWi-Fiを利用しないといけない場合は、オンラインバンキングやクレジットカード情報、SNSや会員サイトへのパスワードを入力するなどの行為は避けましょう。
VPN(Virtual Private Network)を利用する
VPN(Virtual Private Network)を利用することでより安全にインターネットにつなぐことができます。
VPNはインターネット通信を暗号化してくれるからです。
VPN(Virtual Private Network)は日本語で「仮想プライベートネットワーク」という意味で、他の人に通信をのぞき見られないように自分専用のトンネルの中で安全にインターネットにつなぐことができます。
特にフリーWi-Fiを利用するときにVPNを使うことで、通信内容を他人に見られるリスクを減らせるので、安心してWi-Fiを利用することができます。
モバイルデータ通信の安全性
モバイルデータ通信は、基本的にWi-Fiよりも安全性が高いとされています。
携帯電話会社のネットワークを通じて接続されるからです。
フリーWi-Fiはだれでもインターネットにつながれるようになっていますが、各携帯電話会社と契約した人しか電波を使えません。
さらに、通信は暗号化されており、第三者がデータを盗聴したりなりすましたりしにくくなっています。
そのため、外出先で機密性の高い情報のやり取りをするときは、Wi-Fiではなくモバイルデータ通信を利用するほうが安全でしょう。
スマートフォンのデータ通信量の節約方法
モバイルデータ通信を使う場合、携帯電話会社のプランによってはデータ通信量の制限があるため、上限を超えてしまうと通信速度の低下が発生する可能性があります。
そこで、データ通信量を節約するためのコツをいくつかご紹介します。
アプリごとの通信設定を見直す
アプリによっては通信を管理する機能をもったものもあり、設定を見直すことで各アプリのデータ使用量を節約できる場合があります。
例えば、動画アプリの設定で「モバイルデータ通信中は低画質で再生する」や、「Wi-Fi接続時のみ自動更新する」といった設定を行うことで、データ使用量を節約できます。
動画は高画質だときれいで鮮明に見ることができますが、その分データ通信量の消費が多くなります。
いっぽう低画質だとザラザラした映りなので鮮明ではないですが、その分データ通信量の消費を少なく抑えることができます。
「動画のキレイさを楽しみたい」というときは高画質、「内容だけわかれば十分」というときは低画質で見るなど、動画アプリの見方にあわせて画質を調整すると良いでしょう。
優先的にWi-Fiに接続する
Wi-Fiが使える環境では、できるだけWi-Fiに接続するようにしましょう。
自動でWi-Fiに接続できる設定にしておけば、いちいちWi-Fiをつなげるために設定をオンにしなおす手間が不要です。
Wi-Fiがつかえる場所にいくと自動的にWi-Fiにつながりデータ通信量を節約できます。
帰宅後にWi-Fiの接続を忘れていて、気がついたらモバイルデータ通信を使ってデータ通信量を大量に消費してしまったということがなくなります。
データの使用量を確認する
スマートフォンには、どのアプリがどれくらいのデータ通信量を使っているかを確認する機能があります。
設定メニューで「データ使用量」を確認すると、データを多く使っているアプリを把握できます。
データを多く消費するアプリを前もって知っておくことで、そのアプリを使うときはWi-Fiにつなげたときだけにするなど自分でデータ通信量をコントロールすることができます。
まとめ:Wi-Fiとモバイルデータ通信は用途によって使い分けよう!
Wi-Fiとモバイルデータ通信のそれぞれの特徴や使い分け方、安全性について解説しました。
Wi-Fiとモバイルデータ通信は、インターネットにつなぐための二つの方法であり、それぞれにメリットとデメリットがあります。
簡単にまとめると、以下のようなポイントが考えられます。
- 自宅やオフィスなど、Wi-Fiが使える場所ではWi-Fiを活用しよう:Wi-Fiはデータ通信量を気にせず使えるため、動画やゲームなどのデータ量が多い場面に最適です。
- 外出先や移動中はモバイルデータ通信を利用:モバイルデータ通信はどこでもインターネットを利用できるため、Wi-Fiが使えない場面で便利です。ただし、通信量には注意が必要です。
- 安全性も意識して使い分ける:フリーWi-Fiはセキュリティが低く危険なため、VPNを利用するなど対策をしましょう。大事な情報のやり取りがある場合は、モバイルデータ通信を使う方が安心です。
自分の利用シーンや目的に応じて、Wi-Fiとモバイルデータ通信をうまく使い分けることで、快適で安全なインターネット生活を送ることができます。
安全対策をしっかり行い、かしこく通信量を管理しながらじょうずに活用していきましょう。
おすすめのWi-Fiルーターとモバイルデータ通信プラン
最後に、Wi-Fiとモバイルデータ通信を効果的に活用するための、おすすめのWi-Fiルーターやデータ通信プランについて簡単にご紹介します。
おすすめのWi-Fiルーター
Wi-Fiルーターにはさまざまな種類があり、通信速度や接続可能なデバイス数が異なります。
一般的に、家庭用には以下のようなルーターが人気です。
- 高速通信が可能なルーター:大容量のデータ転送が可能な高速ルーターは、家族みんなで動画を見たり、ゲームをしたりするときに便利です。
- メッシュWi-Fi対応ルーター:広い家や、Wi-Fiの電波が届きにくい部屋がある場合、複数のルーターを使って広範囲をカバーする「メッシュWi-Fi」対応ルーターがおすすめです。
おすすめのモバイルデータ通信プラン
モバイルデータ通信には、携帯電話会社が提供するプランが多数あります。
通信量が多い人や、あまり使わない人に適したプランがあるため、自分の利用スタイルに合ったプランを選びましょう。
- 大容量プラン:動画視聴やSNS利用が多い方は、大容量プランが向いています。主要な携帯キャリアには、無制限または大量のデータ量が含まれるプランがあります。
- 低容量プラン:データ通信をほとんど使わない方や、主にWi-Fi環境で使う方には、低容量プランがおすすめです。安価で維持費も抑えられます。